6月11日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と中日の「日本生命セ・パ交流戦 2025」第2回戦は、5対8で東北楽天が敗れた。

　東北楽天の先発・内星龍投手は初回、1死2、3塁からボスラー選手の犠飛で先制を許す。さらに2回表は岡林勇希選手の2号3ラン、3回表は上林誠知選手の9号ソロを許すなど、3回まで7点を失い、マウンドを降りた。

　打線は3回裏、1死3塁から小郷裕哉選手の犠飛で1点を返す。2番手の松井友飛選手が4回から2イニングを無失点に抑えると、直後の5回裏、1死3塁から太田光選手が適時打を放ち、1得点。続く小郷裕哉選手、小深田大翔選手の連打で1死満塁と好機を広げ、犠飛で3点目を挙げる。なおも2死1、2塁から敵失策と小郷選手の好走塁で得点し、3点差まで詰め寄った。

　6回からは、西垣雅矢投手、藤平尚真投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐ。しかし8回表に今野龍太投手が適時打で1失点。8回裏に、辰己涼介選手に適時打で1点を返し、9回表を江原雅裕投手がつなぐも、最終9回裏は3者凡退に倒れ、8対5で試合終了。

　先発・内投手は3回6安打1四球0奪三振7失点（自責点4）の内容。打線は、小深田選手が3安打、村林選手、辰己選手、太田選手が2安打をマークするなど計12安打5得点も、序盤の2被弾が痛手となり4連敗を喫した。　

　 １２３４５６７８９ 計
中 １３３００００１０ ８
楽 ００１０３００１０ ５

中 ○涌井秀章-勝野昌慶-福敬登-祖父江大輔-S松山晋也
楽 ●内星龍-松井友飛-西垣雅矢-藤平尚真-今野龍太-江原雅裕

文・根本葵

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