6月8日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAと北海道日本ハムの「日本生命セ・パ交流戦 2025」第3回戦は、4対5で北海道日本ハムが敗れた。

　北海道日本ハムの先発・金村尚真投手は初回を無失点に抑えるも、2回に筒香嘉智選手の3号ソロで先制を許す。一方の打線は5回表、レイエス選手の12号ソロ、続く万波中正選手の12号ソロで一気に逆転に成功。さらに山縣秀選手も二塁打で続くと、上川畑大悟選手の適時二塁打で3対1と2点のリードを奪う。さらに6回表には2四球で1死1、2塁とし、レイエス選手の適時二塁打で1点を追加した。

　6回裏に佐野恵太選手、牧秀悟選手の2者連続ソロで1点差に詰め寄られたが、リードは渡さず。金村投手は6回89球5安打1四球1奪三振3失点でマウンドを降りた。救援陣は7回から玉井大翔投手、孫易磊投手がそれぞれ1イニングを無失点。しかし、9回裏に田中正義投手が宮崎敏郎選手の適時打を浴び同点に。その後は満塁策を取り、併殺で切り抜け試合は延長戦へ突入する。

　10回表は清宮幸太郎選手の安打と四球で2死1、2塁の好機演出するも無得点。10回裏は宮西尚生投手が登板する。しかし長短打などで1死満塁とされると、三森大貴選手の適時打でサヨナラ負けを喫した。北海道日本ハムは、レイエス選手が2安打1本塁打2打点と打線をけん引。投手陣は8回までリードを守るも、9回以降救援陣が粘り切れなかった。

　 １２３４５６７８９10 　計
日 ００００３１００００　 ４
デ ０１０００２００１１Ｘ ５

日 金村尚真-玉井大翔-孫易磊-田中正義-●宮西尚生
デ 石田裕太郎-伊勢大夢-ウィック-○入江大生

文・谷島弘紀