6月4日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと阪神の「日本生命セ・パ交流戦 2025」第2回戦は、5対4で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムは初回、水谷瞬選手、清宮幸太郎選手の安打で無死1、2塁の好機を演出する。レイエス選手は併殺に倒れ2死3塁となるも、郡司裕也選手の適時打で先制に成功。2回裏には万波中正選手がリーグトップタイに並ぶ11号ソロを放ち、2点目を挙げた。
先発の加藤貴之投手は3回まで無失点も、4回表に佐藤輝明選手に14号ソロ、大山悠輔選手に4号ソロを被弾。同点に追い付かれたが直後の4回裏2死から松本剛選手が安打で出塁すると、山縣秀選手がプロ初本塁打となる1号2ランを放ち、4対2と勝ち越した。
続く5回裏には、2番手・工藤泰成投手から四球と安打で好機をつくり、万波選手の適時打で1点を追加。8回表に河野竜生投手が佐藤輝選手に今試合2発目となる15号2ランを浴びて1点差となったが、9回表は守護神・田中正義投手が3人で抑え、5対4で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、加藤投手が5.1回76球5安打1四球1奪三振2失点で3勝目をマーク。打線は万波選手が3安打1本塁打2打点、山縣選手が勝ち越しの1号2ラン、郡司選手が2安打1打点の活躍を見せた。
123456789 計
神 000020020 4
日 11002100X 5
神 ●門別啓人-工藤泰成-ネルソン-桐敷拓馬
日 ○加藤貴之-玉井大翔-池田隆英-河野竜生-S田中正義
文・香山唯
2桁安打の北海道日本ハムが勝利 加藤貴之が6回途中2失点で3勝目
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2025.6.4(水) 21:25
