6月1日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第11回戦は、3対0で東北楽天が勝利した。
東北楽天打線は初回、先頭・小森航大郎選手の安打と盗塁、浅村栄斗選手の死球で1死1
2塁の好機をつくり、フランコ選手の適時打で先制。なおも村林一輝選手の安打で満塁とすると、宗山塁選手の併殺打の間に1点を追加した。4回裏には、2死3塁から小深田大翔選手の適時打が生まれ、点差を3点に広げる。
先発の藤井聖投手は、5回まで3度3者凡退のイニングをつくる。6回表、2死1、2塁から栗原陵矢選手の安打を浴びたが、辰己涼介選手の好返球で本塁タッチアウトに。7回表は3者凡退とし、8回表1死を奪ったところで降板。代わった西口直人投手が1死1、3塁のピンチを招くが、後続を打ち取り、無失点で切り抜けた。9回裏は藤平尚真投手が1死1、2塁のピンチをしのぎ、3対0で試合終了。
勝利した東北楽天は、藤井投手が自己最多119球を投げ、7.1回5安打2四球5奪三振無失点で2勝目。打線では、小森選手が先制のホームを踏むなど、2安打1盗塁を記録した。
一方の福岡ソフトバンクは、先発・松本晴投手が3.2回80球6安打4四死球5奪三振3失点と試合をつくれず。打線は柳町達選手、近藤健介選手が2安打も、計7安打無得点と逸機が響いた。
123456789 計
ソ 000000000 0
楽 20010000X 3
ソ ●松本晴-大山凌-大江竜聖-尾形崇斗-大野稼頭央
楽 ○藤井聖-西口直人-S藤平尚真
文・西嶋葵
4番・フランコが先制タイムリー! 完封リレーの東北楽天が勝利
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2025.6.1(日) 16:14
