5月30日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第10回戦は、4対2で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発・大関友久投手は初回、村林一輝選手の適時打で1点を先制される。しかし以降は粘り強い投球で無失点。5回103球8安打3四球1失点の内容で降板した。打線は2回表に川瀬晃選手の適時打で同点に追い付いたものの、相手先発・岸孝之投手を攻めきれず。1対1で試合を折り返した。
7回裏に1点を勝ち越されたが、8回表に四球と安打で無死1、3塁に。ここで柳町達選手の内野ゴロの間に再び同点とすると、さらに2四球でチャンスを拡大。2死満塁から川瀬晃選手が押し出し四球を選び勝ち越し、暴投で4対2とした。
8回裏は松本裕樹投手、9回裏はオスナ投手の継投で逃げ切り試合終了。福岡ソフトバンク3番手・杉山一樹投手が1勝目を挙げた。川瀬選手が同点打と決勝の押し出し四球で2打点、周東佑京選手、近藤健介選手、栗原陵矢選手が2安打を記録している。なお、8回表にイヒネイツア選手が代走でプロ初出場。
敗れた東北楽天は、岸投手が5回96球8安打無四死球4奪三振1失点。7回裏に伊藤裕季也選手の適時三塁打で均衡を破ったものの、4番手・鈴木翔天投手が誤算、後を受けた西垣雅矢投手も粘りきれなかった。
123456789 計
ソ 010000030 4
楽 100000100 2
ソ 大関友久-藤井皓哉-○杉山一樹-松本裕樹-Sオスナ
楽 岸孝之-渡辺翔太-則本昂大-●鈴木翔天-西垣雅矢-今野龍太
文・丹羽海凪
川瀬晃が同点打と決勝押し出し四球で2打点 福岡ソフトバンクが連勝
パ・リーグ インサイト
2025.5.30(金) 22:47
