5月30日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第8回戦は、4対1で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムの先発・達孝太投手は、安打を許す回がありながらも、5回まで要所を締め2塁を踏ませない投球。6回表に先頭打者に二塁打を許すも、後続を断ち得点は与えなかった。7回表、2安打などで2死1、3塁としたところで降板。代わった玉井大翔投手が続く打者を三振に仕留め、無失点で切り抜ける。

　打線は5回裏、伏見寅威選手が二塁打で好機をつくると、清宮幸太郎選手が適時打を放ち、先制に成功。6回裏には、吉田賢吾選手が四球で出塁し、1死からレイエス選手の10号2ランで追加点を挙げた。

　8回表は孫易磊投手が山本大斗選手に3号ソロを浴びるも、直後の8回裏に万波中正選手が10号ソロを放ち、スコアは4対1に。9回表は田中正義投手が締め、試合は終了した。先発の達投手が6.2回114球5安打無四死球8奪三振無失点で2勝目。レイエス選手、万波中正選手はリーグトップの10本塁打をマーク、清宮選手が2安打1打点の活躍で、カード初戦を制した。

　敗れた千葉ロッテは、先発の小島和哉投手が6回84球4安打3四死球7奪三振3失点の内容。打線は6回まで散発3安打と、達投手を攻略できなかった。なお、山本選手は一発含む2安打1打点をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ０００００００１０ １
日 ００００１２０１Ｘ ４

ロ ●小島和哉-八木彬-菊地吏玖
日 ○達孝太-玉井大翔-孫易磊-S田中正義

文・薗田陽和

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