5月14日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第11回戦は、3対1で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武の先発・武内夏暉投手は1回裏、無死満塁のピンチを無失点で切り抜けるも、2回裏に、1死3塁から犠飛で1点を失う。それでも3回裏は3者凡退に仕留めると、以降も走者を出しながらも、落ち着いた投球を披露。5回89球4安打3四球2奪三振1失点で降板した。
打線は初回、渡部聖弥選手の1号ソロで先制。同点で迎えた5回表、四球と渡部聖選手の安打で2死1、3塁の好機を迎えると、ネビン選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功する。さらに7回表、西川選手、滝澤夏央選手の連打で無死1、3塁から、ゴロの間に1点を追加した。
6回裏は甲斐野央投手が無失点に抑えると、7回からは山田陽翔投手、ウィンゲンター投手がそれぞれ1イニングを3者凡退に仕留める。9回裏は、平良海馬投手が締め、3対1で試合は終了した。
勝利した埼玉西武は、武内投手が今季初勝利、中継ぎ陣も無安打に抑える好投を披露した。打線では、渡部選手が2安打2打点、ネビン選手が2安打1打点をマークしている。敗れた福岡ソフトバンクは、先発の大津亮介が4.2回66球5安打2四球2失点の内容。打線も散発4安打と相手投手に抑え込まれた。
123456789 計
西 100010100 3
ソ 01000000X 1
西 ○武内夏暉-甲斐野央-山田陽翔-ウィンゲンター-S平良海馬
ソ ●大津亮介-尾形崇斗-藤井皓哉-ヘルナンデス-岩井俊介-大山凌
文・薗田陽和
武内夏暉が5回4安打1失点で今季初勝利! 埼玉西武が接戦を制す
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2025.5.14(水) 21:09
