5月9日、県営大宮球場で行われた埼玉西武と千葉ロッテの第5回戦は、1対0で埼玉西武が勝利した。

　先発は前回好投の與座海人投手。初回に死球を与えるも、テンポ良い投球で相手打線を打ち取っていく。中盤にかけてピンチの場面はありながら、崩れることなく6回88球4安打3奪三振無失点でマウンドを降りた。

　打線は5回裏、源田壮亮選手と元山飛優選手の連打で1死2、3塁とすると、暴投で1点を先制する。7回表を甲斐野央投手がつなぎ、8回表はウィンゲンター投手が四球を出しながらも続く2者を連続三振で追撃を許さず。1点差の9回表は平良海馬投手が締めて試合終了。

　試合序盤から雨が降る中、接戦を制した埼玉西武は、與座投手が今季初勝利。けがで離脱していた源田壮亮選手が4月18日以来の一軍出場で2安打を記録したほか、7日に支配下登録を受けたモンテル選手にプロ初安打が生まれている。

　敗れた千葉ロッテは先発・ボス投手が7回5安打無四死球4奪三振1失点も、打線が4安打に終わり援護できず。失策と暴投が決勝点につながり、僅差のゲームを落とした。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ０００００００００ ０
西 ００００１０００Ｘ １

ロ ●ボス-小野郁
西 ○與座海人-甲斐野央-ウィンゲンター-S平良海馬

文・丹羽海凪

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