4月25日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第3回戦は、2対1で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテ先発のボス投手は初回、1番・淺間大基選手に投じた初球を捉えられ、先頭打者本塁打を被弾。先制を許したが、2回以降は3者凡退のイニングを3度つくるなど、追加点は与えない。
打線は2回表にポランコ選手の3号ソロですぐさま同点に追い付く。その後は相手先発・北山亘基投手の前に6回まで1安打に終わり、チャンスを演出することができない。ボス投手は6回裏、2四球と安打で2死満塁のピンチを招くも、得点は許さず。6回78球3安打2四球7奪三振1失点でマウンドを降りた。
好投に応えたい打線は7回表、1死からポランコ選手が振り逃げで出塁すると、高部瑛斗選手の打球を北山投手が悪送球。1死1、3塁となり、ここで代走・和田康士朗選手を起用し、続く寺地隆成選手のスクイズで勝ち越しに成功した。
7回からは継投に入り、横山陸人投手、ゲレーロ投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐと、9回裏は鈴木昭汰投手が3者凡退で締め、2対1で試合終了。ボス投手は今季2勝目、打線は2安打ながらも小技で決勝点を勝ち取り、チームは3連勝をマークした。昨季3勝9敗と苦手としたエスコンフィールドで、幸先の良いスタートを切っている。
敗れた北海道日本ハムは、北山投手が7回107球2安打2四球7奪三振2失点(自責点1)の好投も、自らのミスが響いた。打線は淺間選手の1号ソロで先制するも、以降は2安打3四球で得点を挙げることはできず。チームは3連敗を喫した。
123456789 計
ロ 010000100 2
日 100000000 1
ロ ○ボス-横山陸人-ゲレーロ-S鈴木昭汰
日 ●北山亘基-宮西尚生-生田目翼-池田隆英
文・香山唯
ボスが6回7奪三振1失点で2勝目 寺地隆成の決勝スクイズで鴎3連勝
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2025.4.25(金) 20:56
