黒木優太が移籍後初白星&平沼翔太が決勝打 埼玉西武カード勝ち越し

パ・リーグ インサイト

2025.4.17(木) 21:33

埼玉西武ライオンズ・黒木優太投手©パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・黒木優太投手©パーソル パ・リーグTV

 4月17日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第3回戦は、3対2で埼玉西武が勝利した。

 埼玉西武の先発・上田大河投手は初回、先頭の山中稜真選手に1号ソロを被弾する。それでも打線は3回表、2四球とネビン選手の安打で2死満塁と好機を演出すると、外崎修汰選手が2点適時打を放ち、逆転に成功した。

 上田投手は3回裏、4回裏といずれも安打を浴びるも、要所を締めて無失点。5回裏は3者凡退に打ち取る。しかし6回裏、2死2塁から中川圭太選手に適時二塁打を浴び、同点に。後続にも四球を与え、2死1、2塁の場面でマウンドを降りた。代わった黒木優太投手は四球を与えながらも、若月健矢選手を遊ゴロに仕留め、勝ち越しは許さない。

 同点とされた直後の7回表、ネビン選手の二塁打などで2死1、3塁から代打・平沼翔太選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功する。7回裏は佐藤隼輔投手、8回裏はウィンゲンター投手がそれぞれ1イニングを投げ無失点。1点リードの9回裏は、平良海馬投手が1死2塁とピンチを招きながらも、無失点に抑え試合は終了した。

 勝利した埼玉西武は先発・上田投手が勝敗つかずも自身最長イニングとなる5.2回、91球8安打2四死球2失点。黒木投手が移籍後初勝利を手にしている。打線は、外崎選手が2安打2打点をマークするなど計14安打を記録した。

 一方、敗れたオリックスは先発・エスピノーザ投手が6回95球8安打2四球6奪三振2失点の内容。打線は、1点を追いかける終盤3イニングでいずれも得点圏に走者を置いたが、あと一本が出ず。ディアス選手が3安打、中川圭太選手が2安打1打点。1番に入った山中選手がプロ初本塁打を記録している。 

  123456789 計
西 002000100 3
オ 100001000 2

西 上田大河-○黒木優太-佐藤隼輔-ウィンゲンター-S平良海馬
オ エスピノーザ-●古田島成龍-山田修義-博志-川瀬堅斗

文・横山蒼

試合詳細/動画

関連LIVE配信

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

黒木優太が移籍後初白星&平沼翔太が決勝打 埼玉西武カード勝ち越し