4月6日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第3回戦は、11対1で福岡ソフトバンクが大勝した。
福岡ソフトバンク打線は初回、2死1塁から山川穂高選手が1号2ランを放ち先制する。3回裏には、牧原大成選手、周東佑京選手の連打などで2死2、3塁とし、山川選手の適時打で2点追加。さらに5回裏、敵失と四球で1死1、3塁の好機を得ると、柳田選手と山川選手の連続適時打、正木智也選手の犠飛、今宮健太選手の適時打で8対0と突き放した。
先発の上沢直之投手は、粘りのピッチングを披露。3回まで毎回走者を出しながらも無失点に抑える。4回にはこの試合初めて3者凡退に。計3併殺と要所を締め、6回97球6安打1四球2奪三振無失点でマウンドを降りた。
打線は6回裏、緒方理貢選手の適時三塁打、7回裏には正木選手の2号ソロで11点目を奪う。救援陣は、7回表に杉山一樹投手が1失点も、8回表を大山凌投手が無失点、9回表はオスナ投手が無失点で締めた。
福岡ソフトバンクは12安打11得点と打線が爆発し、今季本拠地初勝利。山川選手が今季初本塁打含む3安打5打点の活躍。先発の上沢投手は、6回無失点で移籍後初勝利を挙げた。
一方の埼玉西武は、先発の渡邉勇太朗投手が、4.1回81球8安打1四球8失点(自責点5)と乱調。打線は10安打を放ちながらも、わずか1得点とつながりを欠いた。なお、西川愛也選手が3安打1盗塁と一人気を吐いている。
123456789 計
西 000000100 1
ソ 20204210X 11
西 ●渡邉勇太朗-山田陽翔-黒田将矢-ラミレス-ウィンゲンター
ソ ○上沢直之-杉山一樹-大山凌-オスナ
文・谷島弘紀
・試合詳細/動画
上沢直之が6回0封で移籍後初勝利! 11得点の鷹が大勝
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2025.4.6(日) 16:07
