[Monthly Paco Trivia] "My body was hurting, but I was doing it for the team" - Famous catcher Motonobu Tanishige talks about his protective gear

パ・リーグ インサイト 後藤万結子

2025.4.1(火) 21:35

Motonobu Tanishige ©PLM
Motonobu Tanishige ©PLM

 3月31日、パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルにて配信された「月曜日もパテレ行き」第4回の放送に谷繁元信さん、里崎智也さんが出演。ゲストに攝津正さんを迎え、先週末の開幕カードを、それぞれの目線で振り返った。今回は、配信には入りきらなかった“こぼれ話”をお届けする。

◇ ◇ ◇

 3月30日(日)、みずほPayPayドーム福岡で行われた福岡ソフトバンク対千葉ロッテにて、珍事が起こった。同点で迎えた2死3塁の場面、杉山一樹投手が投じたワンバウンドの球が捕手・海野隆司選手の防具の中へ。規定によりテイクワンベースとなったことで、3塁走者のホームインが認められ、これが千葉ロッテの決勝点となったのだ。

 この珍事をきっかけに、捕手の防具に注目が集まり、「月曜日もパテレ行き」配信内でも里崎さんが話題としてピックアップ。「僕は、絶対に(打球が)入らないようにぴったりつけていた」(里崎さん)「少し(隙間を)あけて付けていた」(谷繫さん)と、防具の付け方に関するこだわりを明かす一幕があった。

 そこで、生配信後の谷繫さんに、現役時代の防具のこだわりと進化について聞いた。

 まず、現役時代の防具のこだわりをたずねると、「(防具を)軽くすると、素材が薄くなるから、球を弾かない分、(当たると)痛い。でも、それはチームのために我慢して、なるべく弾かないような、衝撃を吸収する防具をつくってもらっていました」と谷繫さん。「体は痛かったけれど、チームのために、ということを考えていた」のだそう。さらに、もう一つのこだわりとして「見た目がかっこいいこと」を挙げた。

 また、防具の進化については、「どんどん改良されていますね」と語る。

「僕がプロに入ったばかりの頃は、マスクを含め、キャッチャーの用具は重かったけれど、どんどん軽く、薄く、そして強くなっていったので、首の張りも減りました。あと、(昔の防具は)風通しが悪いから、汗をかくと臭い! でも、引退するころにはそんなことはなくなっていましたね」

 若手時代は、元横浜監督であり、恩師の大矢明彦さんから「これを使え」と渡された防具を使っていたという谷繫さん。非常に薄く、重い素材で、とても痛かったそうだが、防具に当てた球が大きく反発せず、真下に落とせるため、なんとか痛みに耐えながらプレーしていた当時の思い出を笑顔で振り返ってくれた。

取材・文 後藤万結子

LIVE配信番組「月曜日もパテレ行き」
・配信日:毎週月曜日21時~(シーズン中の10月まで配信予定)
・配信先:パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネル
・出演者:週替わりでプロ野球のOBコンビが出演
(銀次さん&金子侑司さん/G.G.佐藤さん&ゲスト/五十嵐亮太さん&T-岡田さん/谷繁元信さん&里崎智也さん)

来週4月7日(月)は、銀次さんと金子侑司さんが登場予定。お見逃しなく!

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