
◆パ・リーグ オリックス6―2西武(25日・ベルーナD)
西武・今井達也投手は7回3安打無失点の好投も、降板後に味方が同点に追いつかれ今季3勝目とはならなかった。エースは、「いつもよりは(スライダーで)空振りを取れていないけど、真っすぐでカバーできた。古賀(悠)もそれを分かって(サインを)出してくれました」と謙虚に女房役をたたえた。
初回、2死から試合前時点でリーグトップの打率4割3分2厘を誇る3番・太田に中前安打を許すも、続く杉本を155キロ直球で空振り三振に仕留める。2回にはこの日最速の156キロをマーク。3回、先頭を初めての四球で歩かせるも、麦谷を140キロスライダーで空振り三振、宗を内角への153キロ直球で見逃し三振、太田を141キロスライダーで3者連続三振に斬った。
4回は先頭の杉本に三塁への内野安打を浴び出塁を許すも、得点は許さず。5回に今試合初めての3者凡退に抑えると、6回は2死から2者連続で四球を与え、2度目の二塁到達を許すも、頓宮を155キロ直球で空振り三振に斬った。
迎えた7回はディアスを二ゴロ、紅林を左飛、若月を三ゴロに打ち取り2度目の3者凡退。この時点で、月間防御率は0・30となり、1961年6月の稲尾和久に並んだ。
試合前時点で今月3試合に登板して2勝0敗、防御率は0・39だった。
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