3月25日、森林どりスタジアム泉で行われたイースタン・リーグ公式戦、東北楽天対千葉ロッテ1回戦は、11対2で千葉ロッテが勝利した。

　千葉ロッテの先発は石川柊太投手。初回、先頭の小森航大郎選手に二塁打を浴びると、野選で3塁へ進塁、犠飛で先制を許す。その後は落ち着いた投球を続けていたが、5回裏にワォーターズ璃海ジュミル選手の適時二塁打で1失点。5回4安打1奪三振2失点（自責点1）でマウンドを降りた。

　打線は3回表、2死1、2塁の好機を得て、宮崎竜成選手、佐藤都志也選手の連続適時打で逆転に成功。同点となった直後の6回表には山本大斗選手と池田来翔選手にも適時打が生まれ、3点を勝ち越す。7回表にも茶谷健太選手の2点適時打で、7対2と突き放した。

　さらに8回表には宮崎選手がこの日2本目となる適時打を放つと、植田将太選手、アセベド選手も続き3点を追加。9回表にも1点を加え、計17安打11得点に。継投は6回から西村天裕投手、二木康太投手、坂本光士郎投手とつなぎ、9回裏は八木彬投手が締めた。

　打線はドラフト2位ルーキー・宮崎竜成選手が3安打2打点を記録。山口航輝選手、アセベド選手も3安打、山本選手は2安打をマークしている。先発・石川柊投手が5回2失点（自責点1）、リリーフ陣も危なげない投球で無失点リレーを見せた。

　敗れた東北楽天は、先発・藤井聖投手が4回途中5安打2四死球2失点の内容。リリーフ陣も失点が続き、試合をつくれなかった。打っては小森選手が三塁打、二塁打で2安打を記録した。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ００２００３２３１ 11
楽 １０００１００００ ２

ロ ○石川柊太-西村天裕-二木康太-坂本光士郎‐八木彬
楽 藤井聖-●王彦程-加治屋蓮-小孫竜二‐林優樹

文・丹羽海凪

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