
オリックスの新外国人のエドワード・オリバレス外野手=メッツ傘下=が、キャンプ地・宮崎のSOKKENスタジアム内で入団会見を行った。
メジャー通算29本塁打を誇る右の好打者。背番号36の真新しいユニホームに袖を通し「とても興奮している。一生懸命、ファンのためにプレーして、最終的に日本一を勝ち取ることが目標です」と決意を込めた。
自らの名前と重なる、チームの印象について聞かれると「パドレスの時にチームメートとしてやっていたエスピノーザから、オリックスは全員がみんな楽しくハッピーでやれていると聞いた」と説明。そのうえで、自らのニックネームは「オリックスの『オリ』でお願いします」と呼びかけた。
日本での生活ついては「食べ物がおいしいと聞いているので、たくさん楽しみたい」と笑顔。また「すてきだと聞いていたので、行ってみたい」と、「お城巡り」にも意欲を示した。
「一生懸命プレーできるところが自分の強み。一番に考えているのは、打点のところで貢献したい、と。そこに大きなホームランも打てたらいい」。右翼やDHでの起用が見込まれるが「外野はどこでも守れる。全力で貢献できるところを見てもらいたい」と、守備でも自らの役割を全うする姿勢を見せた。
この日は、別メニューでの調整を行う予定だ。
◆エドワード・オリバレス(Edward Olivares)1996年3月6日、ベネズエラ生まれ。28歳。14年にブルージェイズと契約し、パドレス時代の20年にメジャーデビュー。ロイヤルズを経て、昨季はパイレーツでプレーした。メジャー通算285試合で打率2割5分4厘、29本塁打、96打点。マイナーは通算596試合で打率2割8分、74本塁打、320打点。185センチ、88キロ。右投右打。