【「STANCE」とパートナーシップ契約締結】きょうのパ・リーグ【12月22日】

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2025.12.22(月) 21:44

【写真:球団提供】
【写真:球団提供】

◇東北楽天 則本昂大がチャンス・フォー・チルドレンに寄付

 東北楽天・則本昂大投手が公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンへ2025シーズン分の2,800,000円を寄付。2019シーズン以降、7シーズン連続7回目の実施となった。

 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンは家庭の経済格差による子どもの教育格差を解消し、貧困の世代間連鎖を断ち切ることを目的に活動している団体。則本投手は今季1登板につき50,000円の寄付を設定しており、56登板、合計で2,800,000円の寄付を実施した。

▼則本投手 コメント▼
「自分の幼少期の経験から、『子どもたちが平等に、やりたいことにチャレンジできる機会をつくりたい』という思いで、今回も寄付をさせていただきました。今シーズンは、チームとしても個人としても悔しい思いをしましたが、昨年以上となる56試合に登板できたことは、年間を通じて少しでもチームの力になれたのかなと感じています。ただ、成績は全く満足していません。来シーズンについてはまだ未定ですが、どのチームであっても、与えられた役割の中で、魂を込めて腕を振り続けたいと思います」

◇埼玉西武 新外国人2選手を獲得

 埼玉西武は、18日にアラン・ワイナンス投手と、19日にアレクサンダー・カナリオ選手と選手契約を締結した。

 アラン・ワイナンス投手はアメリカ出身の30歳右腕で、昨季はAAAで21試合に登板。うち18試合で先発し、防御率1.63、12勝1敗の好成績を残している。背番号は「30」。

▼アラン・ワイナンス投手 コメント▼
「伝統があり、多くの人に愛されるチームの一員となれたことを、大変光栄に思います。チームメートや仲間のために全力を尽くし、共に戦える日々を楽しみにしています。家族一同、このような機会をいただいたことに心から感謝しています。ライオンズファンの皆さまと優勝の喜びを分かち合えるよう、全力でがんばります」

▼広池浩司球団本部長 コメント▼
「今季3Aで優れた成績を残した、先発タイプの技巧派右腕です。守備力を生かしてアウトを積み重ねながらイニングを稼ぐ投球をイメージしていますが、3Aでは高い奪三振率と低い与四球率を記録しており、NPBの打者を相手にどのような投球を見せてくれるのか非常に楽しみです。あくなき探求心を持って自身の投球を磨き続けている点に加え、メジャー契約枠の選手でありながら日本でのプレーを強く希望した姿勢も、獲得を決断する要因となりました。先発ローテーションの柱の一人として、活躍を期待しています」

 アレクサンダー・カナリオ選手はドミニカ出身の25歳、ポジションは外野手で右投げ右打ち。AAAでは3シーズンで通算120試合に出場し、打率.252、32本塁打、96打点をマーク。背番号は「25」となる。

▼アレクサンダー・カナリオ選手 コメント▼
「ライオンズでプレーする機会をいただき、大変光栄に思うとともに、心より感謝しています。監督・コーチ陣、チームメート、そしてファンの皆さまの期待に応えられるよう、日々100%の力を尽くし、勝利のために全力で戦うことをお約束します。2026シーズンが、私たちにとって実り多いものとなるよう努力していきます。GO LIONS!」

▼広池浩司球団本部長 コメント▼
「カナリオ選手は、豪快なスイングと長距離打者特有の打球角度を持つ外野手です。25才と若く、外国人選手枠を争うことに対しても前向きで、チャレンジ精神が旺盛な点にも魅力を感じました。また、強肩を生かした守備力を備えており、さまざまな起用に応えられる点も獲得の決め手となっています。持ち前の長打力を存分に発揮し、ライオンズの得点力向上に貢献してくれることを期待しています」

◇オリックス ソックスブランド「STANCE」とパートナーシップ締結

 オリックスは11月10日にカスタムプロデュース株式会社が展開する米国カリフォルニア発ソックスブランド「STANCE」と、オフィシャルベースボールソックスのパートナーシップ契約を締結した。

 MLBでは、2016年から全30球団がSTANCEを着用しており、「母の日」や「オールスター」などのスペシャルイベントの際には、その日だけのスペシャルソックスも着用される。野球のパフォーマンスを向上させるギア的な要素とファッション性、両方を兼ね備えるソックスで、選手のパフォーマンスを足元から支える。

 2026年シーズンから選手・監督・コーチは練習時にSTANCEの高機能なカジュアルソックスをプラクティスソックスとして採用、2027年シーズンからは、公式試合用ソックスにもSTANCEを着用する。

◇福岡ソフトバンク 味全ドラゴンズの徐若熙を獲得

 福岡ソフトバンクは、CPBL球団・味全ドラゴンズから徐若熙(シュー・ルオシー)投手を獲得。25歳の右腕で、味全ドラゴンズにはCPBLドラフト1位で入団。2021年にデビューしてから、通算64試合(うち先発60試合)に登板し、16勝18敗、防御率2.42の成績を残している。

▼徐若熙投手 コメント▼
「このたび、私を評価、そして信頼し、より高いレベルで挑戦する機会を与えてくださった福岡ソフトバンクホークスに心から感謝しています。歴史と実績を誇る球団の一員となれることを大変光栄に思います。球団の期待に応えられるよう、日々の練習と試合に全力で取り組みたいと思っています。

 また、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせて以来、成長の機会と多大なるご支援をいただいた味全ドラゴンズの皆さまにも、深く感謝しています。私の原点がドラゴンズにあることは、今後も変わることはありません。新たな環境でさらなる成長を目指し、これまで支えてくださったすべての皆さまに、プレーでお応えできるよう努力します」

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