
オリックス・曽谷龍平投手(25)が「法隆寺超え」の活躍を誓った。26日、故郷の奈良・斑鳩(いかるが)町役場を表敬訪問。中西町長に「斑鳩といえば法隆寺と言ってきたが、最近は曽谷投手と言って通じるようになった」と伝えられた左腕は、身を引き締めた。
「まだまだ(町を背負うには)力不足。地元の力になれれば」。今季は自己最多の8勝(8敗)を挙げたが、後半戦は未勝利だった。22日に同学年の一般女性と結婚したことも報告し、プロ4年目の目標は初の規定投球回。町役場に勤める父・博一さん(52)が期待する「ふるさと大使」就任については「世間の皆さんに完璧に認めてもらえてから」と“条件”をつけた。
この日、来年3月のWBC日本代表メンバーが先行発表。11月15日の韓国戦(東京D)で3回完全投球を見せた曽谷は「選ばれたらもちろん(一緒にプレーを)したい」と目を輝かせた。(南部 俊太)
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