10月17日に行われた「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第3戦は6対0で北海道日本ハムが勝利した。今日の試合で“ハンパじゃないくらいイイはたらき”、略して“パない”はたらきをした選手を両チームから紹介する。
【北海道日本ハム】意地を見せたエース 伊藤大海投手
王手をかけられた北海道日本ハムは、エース・伊藤大海投手が先発。打線が先制した初回、いきなり1死2塁と得点圏に走者を背負うが、栗原陵矢選手を空振り三振、山川穂高選手を遊ゴロに仕留める。その後も出塁こそ許しながらも相手に流れを渡さず。5回、6回と3者凡退に抑え、7回表の大量点を呼び込んだ。
8回裏は先頭に四球を与えたものの、続く柳田悠岐選手を空振り三振。後続も内野ゴロで打ち取り、8回116球5安打1四球11奪三振無失点でマウンドを降りた。
エースの力投でようやくファイナルステージ1勝目をつかんだ北海道日本ハム。この勝利をきっかけに、明日からも続く負けられない戦いを勝ち進めるか。
【福岡ソフトバンク】ここまで打率.583! 柳町達選手
福岡ソフトバンクは伊藤投手に苦戦した打線の中でも、柳町達選手が3安打の活躍を見せた。第1打席はセンター前安打、第2打席ではあと少しでホームランとなる、フェンス直撃の二塁打。第3打席にはレフトにも安打を放った。
ここまで12打数7安打、打率.583と好調が続いている柳町選手。完封負けで3戦目を落としたが、アドバンテージ含む3勝1敗と有利な状況は変わらない。日本シリーズ進出、そして日本一へ、次の試合も安打を量産していきたい。
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