◇東北楽天対埼玉西武 第24回戦（3日・楽天モバイルパーク宮城）

　東北楽天の大内誠弥投手が本拠地・楽天モバイルパーク宮城で初登板を果たした。

　6月7日以来、約4カ月ぶりの一軍のマウンドに上がった大内投手。初回、四球と安打で1死1、3塁から、セデーニョ選手の犠飛で先制を許す。2回表には1死満塁のピンチを招くと、西川愛也選手に適時打を浴び2点目を失う。それでも3回表は、2つの三振を奪って3者凡退に抑えると、4回、5回も打者3人に抑える好投を披露し、5回96球4安打3四球3奪三振2失点でマウンドを降りた。

　この試合でプロ最長の5回を投げきった大内投手。来季の先発ローテーション入りへ、さらに経験を積んでいきたい。

◇大内投手 コメント
「1、2回はフォアボールを出してしまったんですけど、3回以降は工夫をして、意識を変えて、落ち着いて投げることができました。課題も見つかったので、来年に向けてまたたくさん練習します」（落ち着いた表情で）

文・薗田陽和

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