【日本シリーズ】ソフトバンクは逆転負けで黒星スタート 福岡での阪神戦8連勝ならず

スポーツ報知

2025.10.25(土) 21:49

8回1死、この日2安打目となる二塁打を放ったソフトバンク・近藤健介(カメラ・石田 順平)

◆SMBC日本シリーズ2025第1戦 ソフトバンク1―2阪神(25日・みずほPayPay)

 ソフトバンクは本拠で迎えた初戦で逆転負けを喫して、黒星スタートとなった。日本シリーズでは2003年以降の本拠での阪神戦連勝は7でストップした。

 阪神先発右腕の村上を攻略するため、1~6番まで左打者を並べた。初回2死二塁の好機を作ると、4番の近藤が中前に適時打。左脇腹痛のため戦列を離れていた近藤が復帰してすぐに結果を残して、先発の有原を援護した。

 有原は初回、3回、5回と走者を出しながらも、要所を抑えて失点しなかった。だが6回、先頭の近本に中前安打。二盗を決められて無死二塁から中野の三塁前へのバント安打などで無死二、三塁とされた。ここで森下の遊ゴロの間に三塁走者が生還し、同点に追いつかれた。なおも1死三塁で佐藤輝には右翼へ適時二塁打を打たれて逆転を許し、この回で降板した。

 1点を追う打線は7回1死から牧原大が左前安打も、柳田は右飛、周東は二ゴロに倒れて続けず。8回は近藤の左翼フェンス直撃の二塁打などで2死一、二塁としたが、野村は左飛で得点できなかった。9回2死から柳田がこの日2本目の安打で出塁、続く周東が打撃妨害で一、二塁とチャンスを作るも、反撃はここまで。勝利を信じ最後まで大歓声を送ったファンに勝利を届けることができなかった。

 2020年以来、5年ぶり12度目の日本一を目指すソフトバンク。26日の第2戦で仕切りなおす。

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