
オリックス・岸田護監督(44)が30日、今季最終戦の5日の楽天戦(楽天モバイル)でプロ初登板初先発する山口廉王(れお)投手(19)に太鼓判を押した。昨年のドラフト3位で入団し、ウエスタン9試合で2勝2敗、防御率2・83。「順調に来ていた。仙台育英(出身)だし、お披露目できたら」と、高卒新人に最高の門出を用意した。
指揮官はこの日、大阪・舞洲でファーム練習を視察。「いい球を投げたいというよりは、アウトを取っていくふう(気持ち)に見える。球も強いし、角度もある」。最速153キロの直球だけでなく、その投球スタイルも評価する。宮城、山下らがCSをにらんだリリーフ登板を予定しており、勝利投手の権利を得られる5イニングを投げるかは不透明だが、期待を寄せた。
山口は「やることをやっていれば、早いうちに出られる。早ければ早いほどいい」と1軍の舞台をイメージし、研さんを積んできた。フレッシュに先陣を切り、下克上を目指す先輩に勝利へのバトンを渡す。(南部 俊太)