
オリックス・宮城大弥投手(23)が15日、日本ハム・山崎福也投手(32)との「ガチンコ対決」を熱望した。大阪・豊中市内で開催されたトークショー「新春さちみやトーク2025」で共演。昨季は一度も投げ合いがなかった元同僚へ、果敢に第一球を投げ込んだ。
「京セラで投げ合うことができれば、福也さんの登場曲を使おうかなと思っています。楽しみですし、盛り上がるかなって」。今オフの自身の変更により、背番号18まで一緒になった左腕同士。すでに演出までイメージしているようで「京セラで待っています」と呼びかけた。
宮城にとっては9学年上の先輩。「優しい弟みたいな感じです。あっ、お兄ちゃんです」と冗談を言えるほど、仲がいい。昨年がFA移籍1年目だった山崎は「本当にたまたま、京セラだけ帯同もしなかった」と苦笑い。宮城の“招待状”を受け取り「京セラのファンの方に成長した姿を見せたいですし、投げ合えるのが宮城ならうれしい。勝てないかもしれないですけど…(笑い)」と呼応した。
昨季の成績は宮城が7勝9敗で、10勝6敗の山崎福に軍配が上がった。「福也さんとタイトル争いをするのが一番楽しいです」と、より刺激し合うことが目標。「僕のことなんて眼中にないと思いますよ」と突っ込まれると、「福也さんのずる賢い投球が好きで、勝手に見て学んでいます。眼中にしかないです」と臆せず応戦した。同僚時代はコンビニ仲間でもあった「さちみや」の2人。真剣勝負で、エースナンバーに重みを加える。(長田 亨)
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