
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人7―1西武(14日・東京ドーム)
チャンスは突然、やってきた。この日午前、ロッテ浦和でのイースタン・リーグロッテ戦に備えていた西武・岸潤一郎に1軍昇格の連絡が届いた。「喜び100やったですよ。ヨッシャーみたいな」。東京ドームに駆けつけると2番・右翼での先発を告げられた。
初回の第1打席。戸郷が投じた145キロの速球をフルスイング。ファウルになったが、粘って9球投げさせて四球を選んだ。3回に中前安打を放つと、5回には左前安打。「緊張していたんですけど、ファームでやってきた事をしっかり初球からも振れましたし、四球も取れたのはでかかったですね」とうなずいた。
21年には100試合に出場。昨季も45試合に出たが、シーズン途中で股関節を痛めた影響もあって今季はファームで調整。38試合に出場し6本塁打を放った。守備では外野手ながら経験したことのない二塁にも挑戦するなど、ひたすら出番を待っていた。そして、1軍初試合で結果を出した。松井監督も「初回四球でつなぐこともそうですし、安打2本もそうですけど、後ろにつなぐという意味ではいい仕事をしてくれたと思います」と評価した。「試合に出ればしっかりチームのためになるような打撃や守備でも意識したい。1軍にいてもアピールやめないように頑張っていきたいです」と岸。つかんだチャンスを手放すつもりはない。