
◆パ・リーグ 楽天3―1日本ハム(30日・エスコン)
歴史的一戦の開幕投手を任された加藤貴之投手は、7回を投げて球数102、被安打8、3失点でマウンドを降りた。4回までは抜群の安定感を見せたが、5回1死から楽天の8番・伊藤裕に先制の左越えソロ。続く6回にも2ランを被弾し「開幕戦でこのような結果になってしまって、申し訳ない」と下を向いた。
思わず膝に手をついた。0―1の6回無死一塁。フランコにこの日3安打目となる痛恨の左越え2ラン。「粘っていかないといけない場面。悔しい」と一発に泣いた。
オープン戦は3戦、15イニングで防御率0・60。3万1092人が詰めかけた新球場の幕開けで、味方の援護を信じ、7回まで無四球で投げ抜いた。シーズンは、まだ始まったばかり。左腕は「今回で終わりではないけど、この1試合は忘れない」と雪辱を期した。