2月26日、ANA BALL PARK 浦添で行われた東京ヤクルトと東北楽天のオープン戦は、9対13で東北楽天が敗れた。
打線は初回、3連打で無死満塁の好機をつくり、浅村栄斗選手の押し出し四球で先制。ウレーニャ選手も四球を選びさらに1点を追加すると、続く渡邊佳明選手が犠飛を放ち3点のリードを奪う。
東北楽天の先発は早川隆久投手。初回に連打で無死2、3塁のピンチを招くと、長岡秀樹選手の適時打、澤井廉選手の適時打で同点とされ、さらに犠飛を許し、4対3と勝ち越しを許す。続く2回裏に適時打を浴びて降板。1.1回45球7安打2四球5失点の内容だった。
2回途中からは津留崎大成投手が登板、見事な火消しを見せたが、3回裏にドラ1ルーキー・荘司康誠投手が、3ランなどで5失点。4回裏は無失点に抑え、2回53球2安打2四球1奪三振5失点で降板した。5回裏から小孫竜二投手が3イニングを3失点、8回裏を林優樹投手が無失点でつなぐ。
一方の打線は5回表、伊藤裕季也選手の適時打で1点を返すと、7回表には1死満塁から太田光選手が押し出し四球を選び5対13に。なおも1死満塁から小郷裕哉選手に満塁本塁打が飛び出し、4点差に詰め寄る。しかし反撃は及ばず、東北楽天が敗れた。
東北楽天は、投手陣が12安打13失点と課題の残る結果となった。5番手で登板した林優樹投手が1回無失点の好投。打っては小深田大翔選手が3安打、フランコ選手が2安打、渡邊佳明選手、伊藤裕季也選手が2安打1打点、小郷裕哉選手が2安打4打点1本塁打の活躍だった。
123456789 計
楽 300010500 9
ヤ 41503000X 13
楽 ●早川隆久-津留崎大成-荘司康誠-小孫竜二-林優樹
ヤ ○石川雅規-市川悠太-竹山日向-柴田大地
文・谷島弘紀
投手陣が炎上。4点差に詰め寄るも東北楽天が敗れる
パ・リーグ インサイト
2023.2.26(日) 17:25
