
ソフトバンク・大関友久投手(25)が、3月31日のロッテ戦(ペイペイD)で初の開幕投手を務めることが21日、決まった。育成出身では千賀、石川(ともにソフトバンク)に続いて3人目。東浜、石川ら実績のある先輩がいる中で選ばれ「すごく光栄な気持ち。今から緊張しています(笑い)」と、初々しい表情を浮かべた。
土浦湖北、仙台大を経て、19年育成ドラフト2位で入団。21年5月に支配下選手登録された。昨季は21登板でプロ初勝利を含む7勝6敗、防御率2・93とブレイク。球宴にも初出場した。8月に左精巣がんの摘出手術で一時離脱したが、メッツに移籍した千賀に代わる新エースの座と「18勝」を目標に掲げる今季はキャンプで猛アピール。紅白戦2試合で計5回2失点と結果を残し、この日、藤本監督から「開幕いくぞ」と告げられた。「和巳さん(斉藤投手コーチ)は『すごく緊張すると思うけど、その緊張も成長だから』と。勇気をもらいました。チームを勝利に導けるように準備していきたい」と誓った。
指揮官は「投手コーチと満場一致で決めさせていただきました。将来的には左のエースになってもらわないと」と期待した。昨季はロッテ戦に3度先発して2勝。プロ初完封も記録した。相性のいい相手に大舞台でがぶり寄る。(中村 晃大)
◆ソフトバンク・大関の昨季の復帰経過
▽22年7月26日 初出場したオールスター第1戦(ペイペイD)に先発。1回2安打1失点。
▽8月2日 左精巣がんの疑い。福岡市内の病院で左睾丸(こうがん)の高位精巣摘除術。約1週間の入院。
▽同24日 福岡・筑後市内のファーム施設でリハビリ組に合流。
▽9月25日 ロッテ戦(ペイペイD)で57日ぶりの1軍登板。10点リードの8回から登板し、2回を2安打無失点。