
日本ハム・万波中正外野手(23)が5日、エスコンで契約更改に臨み、年俸2000万円から4倍となる8000万円でサインした。大幅昇給が確実だった今オフに、打球速度などの計測機器「トラックマン」を数百万円で購入したことを明言。新相棒を携え、メジャー級の打球速度を目標に掲げた。
規格外の身体能力を持つ男は、自らへの“ご褒美”もビッグだった。各球団が全体練習で使用するトラックマンをなんと、個人練習用に導入。「(関係者から)NPBの選手では初めて、と言われました」と笑顔を見せつつ「身銭を切って、いい練習して、来年のさらなる成長につなげられたらと思います」と自己投資を惜しまない構えだ。
MLB級の打球速度を見据える。11月のアジアチャンピオンシップ合宿では、ヤクルト・村上、巨人・岡本和クラスの平均170キロをマーク。ずば抜けたパワーを見せつけたが「メジャーのトップクラスが190、191を出す。そこを目指したい」と視線を上げた。来季の目標は40本塁打とOPS(出塁率+長打率)の・900超え。尽きない向上心が、大器の進化を加速させる。(内田 拓希)
◆トラックマン デンマークのTRACKMAN社が軍事用のレーダー技術を応用し、ゴルフ用に開発した高性能弾道測定器。野球では投手は回転数、回転軸、リリースポイントなど。打者はスイングスピード、打球の速度や角度など数十項目を計測できる。