
◆パ・リーグ 西武―楽天(19日・ベルーナドーム)
現役を引退する西武・内海哲也投手(40)に、同学年の亀井善行外野守備兼走塁コーチ(40)が惜別の手記をつづった。
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中学時代に対戦した時、テツの存在を知ったけど、すごいピッチャーだった。あんなカーブ初めて見た。打席で(大きな変化に合わせて)屈伸しちゃったくらい(笑い)。
プロに入ってからは、家族ぐるみで仲がいいから、いろんな話をしてきたね。年上でも年下でも、同じように会話できるところがすごい。一流になる選手はコミュニケーションが取れる人なんだって今は思うよ。
あいつの方が先にプロの第一歩を踏み出して、結果も出していった。俺はなかなか結果も出ず1、2軍を行ったり来たり。同じ土俵でできることは少なかったけど、テツが投げてる時は守りやすかったな。中学で知った人間と同じグラウンドで、ジャイアンツのユニホームを着て試合ができたのはすごくうれしかった。
野球に対する姿勢はリスペクトしかない。負けたくないとか、俺も練習しなくちゃって思わせてくれた。投手と野手だけど、追いつけ追い越せって気持ちにさせてくれたよ。同学年とはいえ背中を追いかける存在だったし、(現役を)17年間やらせてもらったのは彼のおかげっていうのもある。
引退報告の電話をくれた時、驚きはなかった。最後の方は万全でなかったのも知ってたから。よくここまでやったと思う。本当にお疲れさま。(巨人外野守備兼走塁コーチ)