今季の対福岡ソフトバンク戦は4試合登板、2勝1敗、防御率5.61「要所でいいボールを」
■埼玉西武 – 福岡ソフトバンク(CS・10日・メットライフ)
埼玉西武の今井達也投手が10日の福岡ソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦に先発する。前日に報道陣に対応した今井は「先制点を与えないことが大事。相手に流れを渡さないように、初回から100%の球を投げる」とエンジン全開での快投を誓った。
昨年はCSファイナル第4戦目で先発したものの、福岡ソフトバンク打線相手に5回途中4失点で降板している今井。今年は高卒3年目ながら先発ローテの一角を担い、チーム最多の135回1/3を投げるなど成長を見せている。「野手の方々の練習を見ていても緊張感があるし、集中してやっていると感じる。自分も乗り遅れないようにしたい」と意気込んだ。
今季福岡ソフトバンクに対しては2勝1敗と勝ち越しているが、防御率は5.16と相性がいいわけではない。「甘いボールはどんどん振ってくる。低めに丁寧に集めて、大胆に行くところでは強いボールを投げたい。森さんのリード通り、要所でいいボールを投げられたら」と鷹封じを宣言していた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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