9月26日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と埼玉西武の今シーズン最終戦は、7対1で楽天が勝利。打線が投手陣を力強く援護し、本拠地最終戦を白星で終えた。
楽天は初回、オコエ瑠偉選手が中安打と盗塁で得点圏へ進むと、続く辰己涼介選手が適時二塁打を放ち、先制に成功。さらに、浅村栄斗選手の33号2ランで追加点を挙げ、埼玉西武先発の松本航投手から3点を先行した。
4回裏には足立祐一選手の2号ソロで追加点を奪うと、5回裏には辰己選手と銀次選手の安打などで1死満塁の好機を迎え、渡邊佳明選手の犠飛で1点を追加。楽天が5対0とリードを広げた。
援護を受けた楽天先発の則本昂大投手は、5回無失点の快投を披露。6回表を2番手の塩見貴洋投手、7回表を3番手の弓削隼人投手が無失点でつなぐと、7回裏にも下水流昂選手の適時打で1点を追加した。
8回表、2イニング目に入った弓削投手が佐藤龍世選手に2号ソロを浴び、1点を失ったが、直後の8回裏に村林一輝選手とオコエ選手の連打で得点を挙げ、スコアは7対1に。9回表は今季初登板の由規投手が3者凡退で締め、試合終了。
楽天の先発を務めた則本昂大投手は、5回1安打5奪三振無失点の快投で埼玉西武打線を寄せ付けず。6回以降は、塩見投手、弓削投手、由規投手の豪華リレーが打線の援護に応える好投を見せ、本拠地最終戦で有終の美を飾った。敗れた埼玉西武は、先発の松本航投手が5回6安打4四球5失点と苦しみ、打線も援護できなかった。
文・今泉友香
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