9月22日、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと北海道日本ハムの24回戦が行われる。現在3連敗中と、CSへ厳しさを増す千葉ロッテ。一方の北海道日本ハムは21日の福岡ソフトバンク戦で快勝を収めた。北海道日本ハムに7連勝中の千葉ロッテは、連敗を止められるか、
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→12勝11敗 北海道日本ハム→11勝12敗
【千葉ロッテ】種市篤暉投手 25試合7勝2敗 108.2回 126奪三振、防御率3.48
【北海道日本ハム】吉田輝星投手 3試合1勝2敗 10回 10奪三振、防御率10.80
千葉ロッテの先発は種市篤暉投手が務める。今季は開幕前に千賀滉大投手の自主トレに同行して投球フォームの強化に成功すると、4月下旬から先発ローテの一角に定着した。師匠に劣らぬ高い奪三振率を誇る3年目右腕は、集大成となる22日の登板で、激しい順位争いを繰り広げるチームを助ける投球ができるだろうか。
打線の注目は荻野貴司選手。現在5試合連続安打中で、21日も2安打を放ち好機を演出した。逆転CS進出に向け、リードオフマンの出塁がカギになる。
北海道日本ハムは吉田輝星投手が今季4試合目の先発。6月にプロ初登板初勝利を挙げたが、その後は黒星が続き、8月14日に登板した千葉ロッテ戦では3回途中6失点と悔しい内容での降板となった。久々の一軍マウンドでリベンジを果たし、3カ月ぶりの勝利となるだろうか。
打線では中田翔選手に注目したい。21日の試合では、復帰後初アーチとなるダメ押しの24号2ランを放った。本来の姿を取り戻しつつある主砲に期待が高まる。
文・山下虎太郎
記事提供: