9月21日、京セラドーム大阪で行われたオリックス対千葉ロッテの今季最終戦は、3対1でオリックスが勝利。対戦成績15勝9敗1分と、6つの勝ち越しで千葉ロッテ戦を終えた。
オリックスは3回裏、先頭の西浦颯大選手が二塁打で出塁すると、野手選択で無死1,3塁と好機が拡大。ここで若月健矢選手に適時打が生まれ先制、さらに福田周平選手が犠飛を放ってリードを広げると、続く4回裏にも中川圭太選手の適時打で追加点を挙げ、千葉ロッテ先発の西野勇士投手から3点を先行した。
オリックス先発の山岡泰輔投手は初回に1死1,2塁のピンチを招いたが、ここを併殺打で切り抜けると、2回以降は3イニング連続で3者凡退に抑える好投。5回表には無死1塁から安打を浴びたが、西浦選手の好返球で三塁タッチアウト。バックも好投に応えた。
反撃を見せたい千葉ロッテは8回表、2死から1,2塁の好機を作り、山岡投手を降板に追い込む。代わったディクソン投手から鈴木大地選手が適時打を放って1点を返したが、反撃はここまで。
オリックスは9回表、回またぎのディクソン投手が走者を背負いながらも無失点で締め、3対1で試合終了。先発の山岡投手が8回途中4安打1失点の好投で12勝目をマーク。打線も好機で得点を重ね、連勝を飾った。
敗れた千葉ロッテは、先発した西野投手が6回3失点と試合を作り、2番手の佐々木千隼投手も2回無失点と好投したが、打線が応えられなかった。
文・山下虎太郎
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