9月19日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと楽天のイースタン・リーグ公式戦、第20回戦は、5対3で楽天の勝利。楽天先発の西口直人投手は5回2失点で今季2勝目を挙げた。

　試合は初回から動く。1回裏、この日1番に入った三家和真選手選手が左前打で塁に出ると、次打者が四球でチャンスが拡大。その後4番・安田尚憲選手が速球を左前に弾き返し、千葉ロッテが早くも1点を先制した。

　対する楽天も2回表、2死から嶋基宏選手と内田靖人選手が連打で1,3塁と好機を演出する。すると次打者の打席中にダブルスチールを敢行し、これが成功。嶋選手が同点のホームを踏み、試合は振り出しに戻った。

　さらに楽天は5回表、千葉ロッテ4番手・石崎剛投手を攻める。先頭の山下斐紹選手が右越え二塁打で出塁すると、四球も絡み1,2塁とする。その後8番・松本京志郎選手が右翼方向へ大きな一発を放ち、2号逆転3ランに。一振りで試合をひっくり返した。

　反撃したい千葉ロッテだったが、7回表、6番手の東妻勇輔投手が小郷裕哉選手に適時二塁打を浴び、5対2とリードを広げられる。それでも7回裏、楽天3番手の寺岡寛治投手から宗接唯人選手が7号ソロを放って追いすがる。

　だが、千葉ロッテの反撃はここまで。最終回には今季限りでの引退を表明している福浦和也選手も打席に立ったが、この日安打は出ず。試合は5対3で楽天が勝利した。


　 １２３４５６７８９ 計
楽 ０１００３０１００ ５
千 １００１００１００ ３

楽 ○西口直人-西宮悠介-寺岡寛治-高梨雄平-S小野郁
千 涌井秀章-渡邉 啓太-ブランドン-●石崎 剛-阿部和成-東妻勇輔-酒居 知史-南昌輝

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