岸孝之が7回2失点の好投! 11安打8得点と打線が奮起した楽天が連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2019.9.16(月) 15:49

東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月16日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと楽天の今季最終戦は、8対2で楽天が勝利。先発の岸孝之投手が7回2失点の好投を見せ、連敗を止めた。

 先手を打ったのは楽天だった。3回表、太田光選手のセーフティバントと島内宏明選手の右安打で1死1,3塁のチャンスを作ると、フェルナンド選手がオリックス先発のアルバース投手から犠飛を放ち、1点を先制する。5回表には、先頭の下水流昂選手が2号ソロを放つと、島内選手、浅村栄斗選手の適時打でこの回3点を追加し、4対0とリードを広げた。

 しかし直後の5回裏、オリックスが反撃。先頭の中川圭太選手が中安打で出塁すると、続く西村凌選手が楽天先発の岸孝之投手から2号2ランを放ち、2点差に詰め寄った。

 リードする楽天は、岸投手が7回2失点の好投を見せると、8回裏は2番手の森原康平投手が無失点でつなぐ。9回表には、下水流昂選手の右前打などで2死1,2塁とすると、辰己涼介選手の適時打で1点を追加。さらに続く浅村選手の30号3ランで計4得点を挙げ、9回裏は守護神の松井裕樹投手が3者凡退で締め、8対2で試合終了。

 勝利した楽天は、先発の岸孝之投手が7回4安打7奪三振2失点で3勝目。打線も11安打8得点と好投に応えた。敗れたオリックスは、先発したアルバース投手が5回途中8安打4失点と乱調。打線も西村選手の本塁打で挙げた2得点にとどまった。

文・粟盛優佳

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