首位に0差の埼玉西武は今井達也が先発。首位打者・森友哉の打棒に期待

パ・リーグ インサイト

2019.9.13(金) 21:25

埼玉西武ライオンズ・今井達也投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・今井達也投手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月14日、メットライフドームにて埼玉西武対千葉ロッテの第22回戦が行われる。首位・福岡ソフトバンクと0差に迫った埼玉西武は、試合結果によっては順位入れ替えもある。一方の千葉ロッテもAクラスへ一つも落としたくない戦いが続く。見逃せない一戦、見どころを紹介しよう。

【今季対戦成績】
埼玉西武→13勝7敗1分 千葉ロッテ→7勝13敗1分

【埼玉西武】今井達也投手 20試合7勝9敗 121.1回 95奪三振、防御率4.75
【千葉ロッテ】西野勇士投手 35試合2勝2敗 58回 58奪三振、防御率2.64

 埼玉西武の先発は今井達也投手。前回登板の楽天戦では5回4失点と苦しい内容となったものの、打線の援護もあって勝利投手となった。今季は被本塁打が目立ち、ここ6試合連続で合計8本の本塁打を許している。一発に警戒しながら大胆な投球を披露できるか。

 今井投手をもり立てたい打線からは森友哉選手に注目。8月の月間MVPを受賞し、9月もチームが優勝争いの正念場を迎える中、自身初の首位打者に向けて打撃好調。現在97打点と100打点の大台も目前だ。代名詞とも言えるフルスイングにファンの大きな期待がかかる。

 千葉ロッテの先発は西野勇士投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では、9回被安打4と圧巻のピッチングを見せ、プロ初完封で今季2勝目を飾った。今季埼玉西武に対しては中継ぎとして7試合に登板し無失点。この試合でもチームを勝利へ導く投球をしたい。

 千葉ロッテ打線からは荻野貴司選手に注目。13日の試合で「1番・中堅」と定位置に復帰。初回からヒットを放つと、盗塁を決め復活をアピールした。今季はすでに自身初の規定打席に到達、30盗塁にもあと「2」と迫る。充実したシーズンをいい形で終えたい。

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