【ファーム】ショートスターター與座海人が2回0封も中継ぎ崩れ埼玉西武が敗戦

パ・リーグ インサイト

2019.9.12(木) 17:34

埼玉西武・與座海人投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武・與座海人投手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月12日、西武第二球場で行われた埼玉西武と横浜DeNAのイースタン・リーグ公式戦、第17回戦は、7対3で横浜DeNAが勝利した。

 先手を打ったのは埼玉西武。先発の與座海人投手が2イニングを無失点に抑えると、2回裏に佐藤龍世選手の四球、斉藤彰吾選手の安打で1,3塁とし、ディレードスチールで先制。足を使った見事な攻撃で、横浜DeNA先発の大貫晋一投手から先制点を挙げた。

 埼玉西武は直後の3回表、2番手・大窪士夢投手が知野直人選手に5号ソロを浴び同点に追い付かれると、続く4回表には百瀬大騎選手の適時打で勝ち越しを許す。しかし4回裏に斉藤彰選手の適時二塁打ですぐさま試合を振り出しに戻した。

 埼玉西武は5回表を3番手の粟津凱士投手が無失点でつないだが、6回表に廖任磊投手が崩れた。2四球と安打で満塁のピンチを招くと、押し出し四球で勝ち越し点を献上。追い付きたい打線だったが、8回まで横浜DeNA投手陣の前に追加点を挙げられず、4対3の横浜DeNAリードで最終回へ。

 9回表、7番手・松本直晃投手が伊藤裕季也選手に14号2ランを浴びるなど4失点を喫し、最終回の攻撃につなげられず。9回裏に代打・高木渉選手の適時打で1点を返したものの、反撃は及ばず。試合は7対3で横浜DeNaが勝利した。

 埼玉西武は、先発の與座投手がショートスターターとしての役割を全うするも、後を託されたリリーフ陣が粘り切れず。打線も3得点を挙げたものの、最終回の失点が響き、カード3連勝はならなかった。

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