9月3日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと楽天の第21回戦は、3対2で福岡ソフトバンクが勝利。楽天との接戦を制し、本拠地7連戦の初戦を白星で飾った。
福岡ソフトバンクは2回裏、8番・今宮健太選手の14号ソロで1点を先制。4回裏には内川聖一選手にも12号2ランが生まれ、楽天先発の岸孝之投手から3点を先行した。
援護を受けた福岡ソフトバンク先発の高橋礼投手は、楽天打線を6回まで2安打無失点に抑える好投を披露。対する楽天は6回裏を2番手の宋家豪投手が無失点でつなぎ、3対0で福岡ソフトバンクリードのまま終盤の攻防へ。
追う楽天は7回裏を3番手の青山浩二投手が無失点でつなぐと、8回表に打線が奮起。1死から辰己涼介選手の3号ソロで1点を返すと、続く小郷裕哉選手がプロ初本塁打を放ち、高橋礼投手をノックアウト。なおも、代わったモイネロ投手から1死満塁の好機を演出したが、反撃は及ばず。9回表は福岡ソフトバンクの守護神・森唯斗投手が無失点で締め、3対2で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、先発の高橋礼投手が7.1回2失点の好投で11勝目。2本塁打で挙げた3点を投手陣が守り抜いた。敗れた楽天は、先発した岸投手が5回3失点で5敗目。終盤にルーキーの活躍で1点差に迫ったが、あと一歩及ばなかった。
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