8月11日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武のカード2戦目は、4対2で埼玉西武が逆転勝利。北海道日本ハムを抜き、リーグ2位に浮上した。
試合序盤は千葉ロッテのペースだった。1回裏、埼玉西武の先発・十亀剣投手から、鈴木大地選手のタイムリースリーベースで先制すると、2回裏にも3連打からゴロで追加点。2点のリードを握り、先発の種市篤暉投手も5回まで無失点の好投を見せる。
しかし、6回表から埼玉西武が反撃を開始。森友哉選手のタイムリーで1点を返し、7回表には木村文紀選手が7号同点ホームランを放つ。さらに8回表には栗山巧選手が松永昂大投手の初球を捉え、通算100号となる勝ち越し2ランホームラン。
「何とか必死に食らい付いていこうと思い打席に入りました。結果、最高の形になって非常にうれしいです」と語るベテランのメモリアルアーチで逆転に成功すると、その後は、平井克典投手と増田達至投手でつないで試合終了。4対2で勝利し、カード勝ち越しを決めた。
先発の十亀投手は6回105球を要し、8安打も2失点で踏ん張る粘投。「初回からリズムが悪く、いい流れで攻撃につなげることができませんでした」と反省の弁を述べた。逆転負けを喫した千葉ロッテは、先発の種市投手が7回12奪三振2失点の快投も、打線が11安打2得点とつながりを欠いた。
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