圧巻の3連続奪三振も「アウトにしたいという気持ちだけ」
■福岡ソフトバンク 2-0 北海道日本ハム(11日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンクのモイネロ投手が11日の本拠地・北海道日本ハム戦で8回から4番手で登板。3者連続三振の完璧リリーフで守護神の森唯斗へとつないだ。
グラシアルとともにキューバ代表としてペルーでの国際大会に出場していたモイネロ。10日のカード初戦から戦列に復帰すると、いきなりの2連投でチームの勝利に貢献した。圧巻の火消しに「ヤフオクドームでの投球はかなり期間が空いていたけど、昨日投げたことで今日は昨日よりもいい状態で投げられた」と胸を張った。
上位決戦にも「2位のチームが相手ということは意識せずに、自分の一番のピッチングをしようと思っていた」といい、3連続の奪三振には「三振は意識していない。3人ともアウトにしたいという気持ちはあったが、それが結果的に三振だったというだけ」とサラリと答えた。
ペルーから再来日しての時差ボケについては「時間が解決してくれるよ。すでに(再来日した)初日に比べたら慣れてきた」という。スキンヘッドはチームメートにも好評で、練習中には森に「こうやって鏡を見ながら自分でバリカンでやったんだ」と説明するような仕草も見せていたモイネロ。「みんなから『どうしたんだ?』とか『似合ってる』とか言われるけど、すぐに伸びるから気にしないで」と笑顔を見せていた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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