【ファーム】集中打で逆転!埼玉西武が川越誠司の3ランで北海道日本ハムに勝利

パ・リーグ インサイト

2019.8.7(水) 16:24

埼玉西武ライオンズ・川越誠司選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・川越誠司選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月7日、西武第二球場で行われた埼玉西武と北海道日本ハムのイースタン・リーグ公式戦、第14回戦は、5対3で埼玉西武が勝利した。埼玉西武先発の伊藤翔投手は、6回3失点で2勝目を挙げた。

 北海道日本ハムは初回、万波中正選手がセンター方向に特大の10号ソロを放って先制に成功する。しかしその裏、先発の吉田輝星投手が埼玉西武・山野辺翔選手に頭部をかすめる死球を与えてしまい、危険球退場。2/3イニングを投げた時点でマウンドを降り、立田将太投手が緊急登板する波乱の幕開けとなった。

 次に試合が動いたのは5回表。埼玉西武先発の伊藤投手は、初回以降無失点投球を続けていたが、難波侑平選手に適時三塁打を浴び1失点。しかしここは後続を断ち、味方の反撃を待つ。

 すると打線はその裏、この回からマウンドに上った3番手・柿木蓮投手を攻める。3連打で1点を返すと、2番・川越誠司が6号3ランを右翼席に叩き込んで逆転。直後に山野辺翔選手も6号ソロを放ち、一挙5得点で試合をひっくり返した。

  6回表に今井順之助選手の適時打で1点を返した北海道日本ハムだったが、それ以降は埼玉西武の継投にかわされる。7回表は大石達也投手、8回表は田村伊知郎投手の前に3者凡退。9回表も國場翼投手の前に走者を出せず、敗北を喫した。

 埼玉西武は5回裏の集中打で逆転した後、計4投手による継投で逃げ切りに成功。途中出場の牧野翔矢選手は、打っては適時打、守っては美守で存在感を放っていた。一方の北海道日本ハムは、先発の吉田輝星投手が誤算だったが、2番手・立田投手が3回途中無失点と好投し試合を立て直した。

  123456789 計
日 100011000 3
西 00005000X 5

日 吉田輝星-立田将太‐●柿木蓮-吉田侑樹
西 ○伊藤翔-大石達也-田村伊知郎‐S國場翼

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