種市篤暉が7回10奪三振で6勝目! 寺岡寛治は3回3失点のほろ苦デビュー

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2019.8.4(日) 20:25

千葉ロッテマリーンズ・種市篤暉投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・種市篤暉投手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月4日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と千葉ロッテの第17回戦は、11対2で千葉ロッテが勝利。先発の種市篤暉投手が7回0封の好投、打線も2桁得点を挙げ、快勝を収めた。

 千葉ロッテ先発の種市篤暉投手は1回から2回にかけて5者連続三振を奪い、楽天につけ入る隙を与えない。すると3回表、中村奨吾選手の安打、続く柿沼友哉選手の犠打で1死2塁の好機から、三木亮選手が適時打を放ち、先制。さらに続く荻野貴司選手とマーティン選手の連打で1点を追加。2対0と千葉ロッテが先制する。

 種市投手は4回7奪三振と、圧巻の投球を披露。打線は5回表に、5番・角中勝也選手の打った瞬間それとわかる7号3ランで追加点。6回表にも、三木選手の適時打やマーティン選手の2点適時打でさらに3点を追加して8対0と、楽天先発の石橋良太投手を完全に攻略。先発の種市投手は7回10奪三振無失点の好投を見せ、マウンドを降りた。

 千葉ロッテは8回裏、2番手のチェン投手が、渡邊佳明選手の適時打で1点を返されるも、打線が9回表にダメ押し。この試合でプロ初登板を果たし、3イニング目に入っている寺岡寛治投手から、代打・清田育宏選手が左中間スタンドへ7号3ラン。10点リードの9回裏は、2イニング目のチェン投手が、太田光選手の適時打で再び1点を失うも、大差は変わらず11対2で試合終了。

 勝利した千葉ロッテは投打が噛み合い、カードの戦績を五分に戻した。敗れた楽天は、種市投手の前に手も足も出ず。終盤に一矢報いるも、中盤の失点が重くのしかかった。6回8失点と苦しんだ石橋投手は降板後、「試合を作ることができず、皆さんに申し訳ないです」と、悔しそうな表情で語った。 

文・鈴木海斗

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