8月3日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の17回戦は、4対1でオリックスが勝利。埼玉西武に連勝を飾り、カード勝ち越しを決めた。
オリックス打線が今日も爆発した。1回裏、連打で1死1,2塁の好機を迎えると、モヤ選手の適時打で先制点を挙げる。その後、内野ゴロと中川圭太選手の適時打で2点を加え、初回から3点を先行する。続く2回裏にも西野真弘選手の適時打で1点を加え、4対0と序盤からリードを奪う展開になった。
味方の援護を受けたオリックス先発の山本由伸投手は、2回から3回にかけて6者連続三振を奪うなど圧巻の投球で埼玉西武打線をねじ伏せる。6回表には、自身の暴投でこの試合初めて得点圏に走者を背負ったが、内野ゴロ2つで無失点に抑え、8回まで無失点、10奪三振の好投で9回のマウンドへ。
しかし9回表、山本投手は無死満塁のピンチを招くと、山川穂高選手に犠飛を浴びたところで降板。先週に引き続き、完封目前で無念の降板となった。
1死1,3塁の場面で後を託されたディクソン投手は、メヒア選手、佐藤龍世選手を2者連続三振に仕留める圧巻の投球で締め、4対1で試合終了。先発の山本投手が8.1回5安打10奪三振1失点の好投で今季6勝目を挙げ、チームは連勝を飾った。
敗れた埼玉西武は、先発の多和田真三郎投手が3回途中4失点と試合を作れず。「ただただチームに申し訳ないという気持ち、それだけです」とコメントした。
文・山下虎太郎
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