8月3日、成田市のナスパ・スタジアムで行われた千葉ロッテと楽天のイースタン・リーグ公式戦、第14回戦は3対2で千葉ロッテがサヨナラ勝利。楽天との対戦成績を8勝6敗とした。

　楽天は1回表、1番・田中和基選手の安打と盗塁、3番・卓丸選手の内野安打で1死1,3塁のチャンスを作ると、フェルナンド選手のゴロの間に1点を先制。先発の戸村健次投手は1回裏、藤原恭大選手にフェンス直撃の二塁打を浴びるが、以降3回まで安打を許さず、3回1安打無失点でマウンドを降りた。

　4回裏から2イニングを西宮悠介投手、6回裏を鶴田圭祐投手の継投で千葉ロッテに得点を許さず。対する千葉ロッテは、先発の原嵩投手が6回4安打1失点の好投を披露。初回以降スコアに0が並び、1対0の楽天リードで終盤へ突入した。

　千葉ロッテは7回表を阿部和成投手が無失点でつなぐと、7回裏に打線が楽天の4番手・近藤弘樹投手を攻めた。2死から菅野剛士選手、松田進選手が連続四球を選び、1,2塁とすると、8番・茶谷健太選手が同点タイムリー。なおもチャンスで代打・福浦和也選手が打席に立ったが、ここはニゴロに終わり、勝ち越しはならなかった。

　千葉ロッテは8回表、鎌田光津希投手が四球と暴投で楽天に勝ち越しを許したが、9回裏に逆転劇が待っていた。9回裏、先頭の安田尚憲選手が死球で出塁、その後2死とされたが松田選手が四球でつなぎ、打席には同点打を放った茶谷選手。楽天の6番手・宋家豪投手の投じた初球を打ち返すと、打球は左中間を破るサヨナラの2点タイムリーとなり、3対2で試合終了。

　終盤まで続いた投手戦は千葉ロッテが勝利。楽天との首位攻防戦で連勝を飾り、ゲーム差1で首位に立った。

　 １２３４５６７８９　 計
楽 １００００００１０　 ２
ロ ００００００１０２Ｘ ３

楽 戸村健次-西宮悠介-鶴田圭祐-近藤弘樹-今野龍太-●宋家豪
ロ 原嵩-阿部和成-鎌田光津希-○渡邉啓太

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