7月24日、楽天生命パーク宮城で楽天と埼玉西武の第10回戦が行われる。前日の試合は悪天候により試合前中止となった。球宴明けは4勝2敗と調子を上げてきた、3位の埼玉西武と4位の楽天。リーグ上位浮上へ互いに譲れない2連戦、その初戦の見どころを紹介しよう。
【今季対戦成績】
楽天→6勝3敗 埼玉西武→3勝6敗
【楽天】則本昂大投手 2試合1勝1敗 13回 15奪三振、防御率0.69
【埼玉西武】今井達也投手 14試合5勝7敗 91.2回 69奪三振、防御率4.12
予告先発は楽天が則本昂大投手、埼玉西武は今井達也投手。則本投手は7月9日に今季初登板を果たすと、ここまでの2試合で6回無失点、7回1失点と好投を続けている。今日の試合でもエースとして試合を作り、打線の援護を待ちたい。
対する今井投手は、楽天戦今季3試合目の登板であり、楽天生命パーク宮城での登板はプロ入り初となる。仙台のファンに勇姿を見せたい。
打線は両チームの1番バッターに注目したい。楽天はリーグ5位の打率.303、同2位の108安打を記録する茂木栄五郎選手。前のカードの福岡ソフトバンク3連戦では千賀滉大投手から本塁打するなど、チームのカード勝ち越しに貢献。そして今季の対埼玉西武戦は9試合で15安打、打率.395と活躍に期待が高まる。
一方の埼玉西武は、リーグ最多の113安打をマークしている秋山翔吾選手に注目。今季の楽天戦では、9試合で打率.400をマーク、楽天生命パーク宮城では2試合ながら.571とハイアベレージだ。菅原投手の立ち上がりを攻めるきっかけになりたいところ。
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