12安打7得点と打線がつながった楽天が勝利。オリックスは4投手が失点と踏ん張れず

パ・リーグ インサイト

2019.7.17(水) 21:47

東北楽天ゴールデンイーグルス・茂木栄五郎選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・茂木栄五郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月17日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと楽天の第18回戦は、中盤に逆転した楽天が7対3で勝利。先制点を奪われるも、打線が12安打7得点とつながりを見せた。

 先制点を挙げたのはオリックス。1回裏、先頭の福田周平選手が二塁打を放つと、犠打で3塁に進み、3番・中川圭太選手の中前打で2試合連続で先制のホームを踏んだ。さらに4番・吉田正尚選手、5番・杉本裕太郎選手の連続二塁打で2点を加え3対0とする。

 対する楽天は直後の2回表に反撃。5番・ブラッシュ選手がオリックスの先発・K-鈴木投手の高めの直球をレフトスタンドへ叩き込み、「甘いボールをしっかり叩けたよ」と自画自賛の22号ソロを放つ。さらに3回裏には2死1,3塁から4番・浅村栄斗選手の左前打で3対2と1点差に詰め寄った。

 楽天は1点差で迎えた4回表、1死2塁から9番・辰己涼介選手がオリックスの2番手・山崎福也投手の低めの変化球を捉え、右中間を深々と破る三塁打で同点に追いついた。続く茂木栄五郎選手にも適時打が飛び出し逆転に成功。続く5回表にも適時打と犠飛で2点を加え、4イニング連続の得点で6対3と点差を広げる。

 9回表にも銀次選手の適時打で1点を追加した楽天は、9回裏を松井裕樹投手が締め試合終了。

 勝利した楽天は先発の辛島航投手が初回に3点を奪われるも、2回以降は立ち直り5回3失点。6回以降は4投手を継投しオリックスに追撃を許さなかった。打線は2回から茂木選手の勝ち越し適時打など4イニング連続で得点をあげ、オリックスを突き放した。オリックスは6投手中4投手が失点し、打線は初回の3点以降沈黙した。

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