千葉ロッテは涌井-細川の元埼玉西武コンビでカード勝ち越しを狙う
■埼玉西武 – 千葉ロッテ(16日・メットライフドーム)
千葉ロッテの井口監督は16日、この日の埼玉西武戦(メットライフドーム)先発マスクにベテラン・細川亨捕手を起用することを明かした。予告先発の涌井秀章投手とは2010年10月9日、CSファーストステージ第1戦(対千葉ロッテ)以来のスタメンバッテリーとなる。
後半戦の巻き返しへ、熟年コンビが“再結成”だ。16日の埼玉西武戦、予告先発として発表されている涌井の女房役に今季千葉ロッテに加入したベテラン・細川を起用することを、井口監督が明かした。
「(ここまで)いろいろ試しながらやってきましたけど、こないだ細川を試して、リズムも良かったですし、(涌井のことを)よくわかっていると思うので」と、前回7月6日の埼玉西武戦、6回からコンビを組み、2回を打者6人に抑えたことが、今回の10年ぶりのコンビ復活の決め手となったという。
「どういうリードをするのか。どういう試合になるのか、楽しみです」と、指揮官もベテランコンビに期待する。
約10年前のCSと、同じカードでの再結成だが、今度は当時在籍した埼玉西武との対戦。当時は成瀬(現オリックス)との投げ合いで8回1失点。当時のスタメンには栗山と中村もいたが、元埼玉西武コンビが古巣相手にどんな試合を見せるか注目が集まる。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)
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