「パーソル パ・リーグTV」は7月15日の13時から、千葉ロッテ対埼玉西武、北海道日本ハム対楽天、18時から福岡ソフトバンク対中日のファーム公式戦3試合を配信する。各試合の見どころを紹介していこう。

イの2冠王安田尚憲に期待。西川愛也は後半戦で調子を上げられるか

　ロッテ浦和球場では、千葉ロッテと埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦、第11回戦が行われる。2位に2ゲーム差を付けて首位を走る千葉ロッテと、借金「9」で5位に沈む埼玉西武が相見える3連戦。初戦を取るのはどちらのチームか？

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→7勝2敗1分　埼玉西武→2勝7敗1分

　千葉ロッテで注目したいのは安田尚憲選手。前半戦ではすべての試合に4番として出場し、イ・リーグトップタイの10本塁打、トップの52打点と打撃部門2冠の活躍を見せた。首位を走るチームの主砲として、後半戦でも変わらぬ活躍を見せたい。

　対する埼玉西武では、西川愛也選手に注目したい。前半戦は打率.225、0本塁打と思うような成績は残せなかった。それでもチーム2位の58試合に出場と期待されているだけに、後半戦では一味違う姿を見せたいところ。

北海道日本ハムと楽天の後半戦開幕戦。アピールを続ける外野手に注目

　ファイターズ鎌ケ谷スタジアムでは、北海道日本ハムと楽天のイ・リーグ公式戦、第12回戦が行われる。6位に沈んでいる北海道日本ハムと2位の楽天は、どのような試合を見せるか。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→4勝7敗　楽天→7勝4敗

　北海道日本ハムでは海老原一佳選手に注目だ。前半戦では、打率.223と低打率に苦しんでいたが、チームトップの7本塁打を放ち、自慢のパンチ力を見せ付けた。このままアピールを続けて、支配下登録を勝ち取りたい。

　対する楽天ではオコエ瑠偉選手に注目したい。今季は一軍で101打席に立ち、打率.165と結果を残せず、6月10日に抹消された。以降もなかなか調子は上向かなかったが、ファーム20試合で打率.242と徐々に数字を上げてきた。後半戦では他の追随を許さない活躍を見せ、一刻も早く再昇格したい。

勝率5割の福岡ソフトバンク。リーディングヒッター田城飛翔に期待

　タマホームスタジアム筑後では、福岡ソフトバンクと中日のウエスタン・リーグ公式戦、第16回戦が行われる。前半戦終了時点で33勝33敗6分の戦績でウ・リーグ3位に付けている福岡ソフトバンクは、後半戦で好スタートを切れるか。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→10勝4敗1分　中日→4勝10敗1分

　福岡ソフトバンク打線で焦点を当てたいのは田城飛翔選手だ。前半戦ではチームトップの69試合に出場し、ウエスタン・リーグトップの打率.319をマークしている。後半戦巻き返しのキーマンとして、チームを引っ張る活躍に期待したい。

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