中田翔が2本塁打、杉谷拳士がキャリアハイ弾。北海道日本ハムが空中戦を制す

パ・リーグ インサイト

2019.7.8(月) 21:13

北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月8日、ZOZOマリンスタジアムにて行われた千葉ロッテと北海道日本ハムのカード初戦は、5対3で北海道日本ハムが逃げ切り勝利。中田翔選手が2本塁打4打点と大暴れし、全得点がホームランによるものという空中戦を制した。

 北海道日本ハムは、序盤から千葉ロッテ先発・岩下大輝投手を攻め立てた。まずは初回、2死1塁から4番・中田翔選手が18号の先制ホームラン。3回表には杉谷拳士選手のキャリアハイ4号が飛び出し、さらに中田選手が2本目の大きな当たり。一発攻勢で、3回までに5点の大きなリードを握った。

 援護を貰った北海道日本ハム先発・浦野博司投手は4回裏、千葉ロッテのレアード選手に23号ソロを浴びるが、5回1失点と試合を作って降板する。

 その後は投手リレーで逃げ切りを図る北海道日本ハムだったが、6回裏、千葉ロッテ打線が意地を見せた。西村天裕投手に対し、2死から中村奨吾選手が12号ソロを放ち、続くレアード選手も今日2本目の一発。こちらも3本塁打で、3対5と2点差に迫る。

 しかし、北海道日本ハム投手陣が勝ち越しは許さない。7回裏を宮西尚生投手、8回裏を堀瑞輝投手が無失点でつなぎ、9回裏は井口和朋投手が四球を出しながらも締めて、辛くも逃げ切り成功。序盤のリードを守り切り、5対3で勝利した。

 北海道日本ハムと千葉ロッテは、ともにホームランのみで得点し、ともに4番が2本塁打を放った。敗れた千葉ロッテは、先発の岩下投手が7回5失点と崩れると、中継ぎ陣が無失点でつないだものの、2点ビハインドを詰められなかった。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE