マレーロが走者一掃の決勝打。オリックスが鷹投手陣を打ち崩し連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2019.7.7(日) 16:05

オリックス・バファローズ マレーロ選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ マレーロ選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月7日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第15回戦は、5対2でオリックスが勝利。終盤に打線がつながり、逆転勝利を収めた。

 先手を打ったのは福岡ソフトバンク。初回、牧原大成選手、内川聖一選手の連打で鮮やかに1点を先制。4回表には松田宣浩選手の二塁打からチャンスを作り、甲斐拓也選手の犠飛で追加点を挙げ、2対0とリードを握った。

 援護を受けた先発の松本裕樹投手は、2回から4イニング連続で3者凡退に抑える素晴らしい投球を披露。対するオリックス先発の竹安大知投手は、走者を背負いながらも、7回まで2失点にまとめる粘りの投球を見せ、2対0で福岡ソフトバンクリードのまま8回へ。

 オリックスは8回表、2番手の近藤大亮投手が無失点でつなぐと8回裏に打線がつながった。松本投手に簡単に2死を奪われた後、四球と二塁打でチャンスを作り、この場面でスイッチした嘉弥真新也投手から、福田周平選手が同点の2点タイムリー。なおも3番手の椎野新投手から満塁と好機を広げると、マレーロ選手が走者一掃の3点タイムリーを放ち、この回一挙5得点。福岡ソフトバンクの継投策を打ち崩し、5対2と逆転に成功した。

 3点をリードするオリックスは9回表、ディクソン投手が走者を出しながらも無失点で締め、5対2で試合終了。先発の竹安投手が7回9安打9奪三振2失点の力投を見せ、終盤に打線が奮起して逆転勝利を飾った。敗れた福岡ソフトバンクは、松本投手が7.2回7奪三振2失点の力投も、後を託された嘉弥真投手、椎野投手が崩れ、連勝は9で止まった。

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