【ファーム】美間優槻の2ランなど11得点も…… 投手陣が炎上し、若鷹逆転負け

パ・リーグ インサイト

2019.7.6(土) 21:44

福岡ソフトバンクホークス・美間優槻選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・美間優槻選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月6日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと広島のウエスタン・リーグ公式戦、第20回戦は、11対16という乱打戦の末に福岡ソフトバンクが敗れた。

 試合は初回から動いた。1回裏、広島先発・ケムナ誠投手から1番・真砂勇介選手がライト前ヒットで出塁すると、相手の失策などもあり無死1,3塁とする。この先制のチャンスで3番・西田哲朗選手の内野ゴロの間に3塁走者が生還。1点を先制する。

 先制点をもらった福岡ソフトバンクの先発・中田賢一投手だったが、直後の2回表にソロを浴び同点とされてしまう。さらに3回表にもタイムリーを打たれるなど2点を失い、この回で降板となった。

 しかし福岡ソフトバンクも反撃に出る。4回裏、1死1塁から7番・美間優槻選手のタイムリーツーベースで1点を返すと、さらに2死満塁としたところで、2番・三森大貴選手が押し出し四球を選び3対3の同点とする。

 続く5回裏、6番・増田珠選手のタイムリースリーベースで1点の勝ち越しに成功すると、美間選手に2号2ランが飛び出す。6回裏にも、2死1,3塁から5番・田城飛翔選手がレフト線を破るタイムリーツーベースで2点を加え、8対3とリードは5点に広がった。

 流れは完全に福岡ソフトバンクのものと思われた7回表、広島打線が大爆発する。岡本健選手が、先日楽天から移籍した三好匠にタイムリー、続く小園海斗選手に6号の満塁ホームランを浴び、再び同点に追い付かれると、さらに守備の乱れで勝ち越しを許し、スコアは8対9となってしまう。

 8回表にも7点を取られた福岡ソフトバンク。大量ビハインドの9回表は、田浦文丸投手が3者凡退に抑えると、その裏、川瀬晃選手のタイムリースリーベースなどで3点を返したが、反撃はここまでとなり、試合終了。

 福岡ソフトバンク対広島のウエスタン・リーグ公式戦、第20回戦は、11対16で福岡ソフトバンクが敗れた。打線は相手の四球などで作ったチャンスを逃さず、7安打11得点と効率良く得点を重ねたが、投手陣が二度ビックイニングを作られるなど16失点と炎上、厳しい内容となった。

  123456789 計
広 012000670 16
ソ 100232003 11

広 ケムナ誠-戸田隆矢-〇平岡敬人-矢崎拓也-岡田明丈-ヘルウェグ
ソ 中田賢一-渡辺健史-●岡本健-古谷優人-奥村政稔-川原弘之-田浦文丸

文・丹羽海凪

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